接客の壺 基本の見直しヒント集

覚えておきたい 言葉をやさしくする方法

こんにちは。キー先生です。
「新入社員のお悩みすっきり」のお時間です。

今回は「覚えておきたい 言葉をやさしくする方法」のご紹介です。

ではさっそく、この言葉の活用場面を再現してみます。

<お客様に待ってもらいたい時>
「恐れ入りますが、少々お待ちください」

「恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか」

さあ、この違いはわかりましたか?

そうですね。

少々お待ちいただけますでしょうか」と疑問形になったほうが、よりやさしい印象になったのではないでしょうか。

相手に何かをお願いするときや、相手の意に反するかもしれないことを言う時に、クッション言葉だけではなく、基本的な言葉の最後を疑問形にすると、お願いしている感じがさらに伝わっていきますね。

お願いする時は、徹底的に低姿勢で行ったほうが良い時が多いのです。

もちろん、常に疑問形にする必要はありません。お願いしたい気持ちを伝えたいときに活用してみましょう。

言葉をやさしくする方法として、次の言い方もあります。
「少々お待ちくださいませ」
くださるという尊敬語に「ませ」を付けることで、丁寧でやさしい印象にすることができます。

このように、きつく聞こえてしまう言葉でも、
・クッション言葉を付ける
・クッション言葉プラス疑問形にする
・「ませ」を付ける
などで、丁寧でやさしい印象にすることができます。


ただし、使いすぎると、くどくなってしまったり、嫌味や失礼な言い方に聞こえてしまったりします。

状況を判断しながら活用していくことが大切です。

今日の「新入社員のお悩みすっきり」は、「覚えておきたい 言葉をやさしくする方法」でした。


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