『何を指導するか』 ~社内・社外接客~
こんにちは!
今日は、「何を指導するか」についてのお話です。
先日、知人から学校に通う息子さんについて聞いた話です。
学校の家庭科で、裁縫の授業があったそうです。
どういうふうに縫えば良いのかを先生から教わり、いざ実施。
それが、縫物をする前の、針に糸を通す、糸の最後に玉結びをつくる、で授業時間のほとんどを費やしたとのこと。
授業を行っている先生は、縫い方を一生懸命指導したとしても、縫物をする前の、針に糸を通す方法がわからなければ、縫物ができません。
裁縫が得意な先生にとっては、そんなことは指導すら必要がないぐらいの簡単なこと。
そうなると、そこを飛ばしてしまいがちです。
生徒にしてみたら、針に糸が通せなければ、布を縫う段階に入れない。
もちろん、自分で工夫して行えばできるようになるし、工夫したからこそ身につく、という指導方法もあるでしょう。
そう思って指導するなら、そのことを伝えておくことが大切かもしれません。
この話を聞いた時、授業だけではなく、仕事の仕方も同じだと感じました。
指導者が知っていることと、指導を受ける側が知っていることとは異なります。
相手に応じて、どこから伝えたほうが良いのか、指導者側が考えてみる必要があるようです。
この時代、ますます重要なポイントになってきています。
*月間目標のヒント 『今日の予定は? ≪経営者編≫』
*youtube 『心理すれ違い編 上司と部下~片づけて下さい~』(1)
*youtube『心理いろいろ編 上司と部下』(3)