「ウェルビーイングと指示」社内接客
こんにちは! 今日は「ウェルビーイングと指示」というテーマです。
日本經濟新聞2023年6月14日の朝刊に、「多忙極める大学教員健康・幸福になるには」という記事が掲載されていました。
一部分をピックアップしてご紹介します。
『ウェルビーイングは「社会の中にいる人たちの良い状態がポジティブな形で他者に影響して、それがぐるぐると持続可能に循環する状態」だととらえている』という文章がありました。
厚生労働省から出されている資料の中には、「ウェル・ビーイング」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念とあります。
どちらも大きな概念ですが、一人ひとりが幸せと感じることができる世の中と言っても良いでしょう。
そこで今回は、「指示」を取り上げてみます。
指示を出し続けていると、指示される人は、次も指示が出てくるだろうと指示待ちの状態に入ります。
また、その指示内容に納得がいかなければ、やる気がダウンしていってしまう人もいます。
指示された以上、しなくてはならない。
ですが、納得がいかないという状態です。
もちろん、指示されたことをやってみて、良い結果になれば、指示を出した人に対して良い印象に変化していくでしょう。
ですが、指示待ちを育てていることには変わりありません。
指示待ちではなく、いかに考える人を育てていくか。
目的と手段の考え方です。
「ウェル・ビーイング」は、多岐に渡っています。
いかに幸せを感じてもらえるか、という点からすると、指示の出し方一つ取り上げてみても、改善の余地が多々あります。
そのことは、相手を幸せにすることなのか、という大きな視点で物事を考えていくことが必要な時代であることは、確かでしょう。
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