「言葉を疑う」社内・社外接客
こんにちは! 今日は「言葉を疑う」というテーマです。
日本經濟新聞2023年5月29日の朝刊に、カンヌ国際映画祭で、今年、脚本賞をとった坂元裕二(さかもと ゆうじ)さんの記事が掲載されていました。
その記事の中から一部をピックアップして、ご紹介します。
****(引用)****
「常に言葉というものを疑いながら、言葉をつむいでいる。
この物語では人と人が会話しながら、常に争いが生まれ、分断が生まれていく。
しかし同時に言葉には愛情を伝える力もある。
その矛盾した存在である言葉と、私たちはどうつきあっていけばよいのか」
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言葉をつむぐ。
言葉を発する時、この言葉を言うと相手を喜ばせる、この言葉を言うと相手を傷つける、などと、相手に応じて考えながら、言葉を選んでいる時があります。
ですが何も考えず、感情で言葉を発している時もあります。
後から、なぜあんなことを言ったのだろうかと悩んでしまいます。
また、傷つくだろうことを〇〇さんから言われても全く気にならない、それどころか、激励と受け取る時があります。
同じ言葉でも、他の人から言われると、傷ついてしまう時があります。
良いことを言われても、嫌なことを言われても、それは本心ではないだろうなどと、相手の言葉を疑ってしまう時もあります。
日頃、何でもかんでも、コミュニケーションという言葉で、ひとくくりにしてしまっている感じがします。
意思を疎通していくことは、簡単ではない。
ですが、言葉は愛情を伝える力がある。
そう、これなんです。
さりげない言葉に心惹かれます。
言葉の力を再度感じる記事でした。
*効く(聞く)接客『 言葉で伝える、心を伝える 』
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