接客の壺 効く(聞く)接客

「玉鋼(たまはがね)と不純物」社内接客

こんにちは! 

今日は、「玉鋼と(たまはがね)不純物」についてです。

ちなみに「玉鋼(たまはがね)」とは、日本刀の原材料であり、ごくわずかしかつくることができない貴重な鋼(はがね)です。

先日、NHKスペシャルで「玉鋼(たまはがね)に挑む日本刀を生み出す奇跡の鉄」という番組をみました。ナレーターの言葉を引用しながら進めていきます。刀をつくるために、普通の鉄は、熱して打っても伸ばすことができない、それに対して、玉鋼は熱してハンマーでたたいても崩れることはなく、少しずつ広がるこうした性質を生み出す一因が、玉鋼に含まれる不純物にあるとみられています。通常、不純物は、鋼(はがね)がわれる原因となり、忌み嫌われますところが、玉鋼に含まれる不純物は、ひものような形をしておりはがねに粘りをあたえるというのです。この不思議な鋼(はがね)が生み出される原理は、今だ完全には解明されていないとあります。

ナレーターの言葉を聞くと、何だか、接客や人間関係と同じだなと感じたのです。

気心が合う者で仕事をすると、一見よさそうなのですが、もろい面があります。それは、異なる考え方と接する機会がぐっと狭められ、
考え方の発展が少なくなってしまうという点からです。異なる考え方、価値観の人とともに働くことで、
考え方の幅が広がり絡み合います。

どのような材料を、どのような配分にするか、それを決定するのは誰か、イレギュラーに対してどのように対応していくか。

玉鋼(たまはがね)のドラマですが、人間のドラマとも見て取れるのです。

*効く(聞く)接客『 ユーモアとすれ違い 』
*新入社員のお悩みすっきり 新入社員研修にお使いください
*Instagram:『キー先生×新入社員のお悩みすっきり

関連記事一覧