接客の壺 基本の見直しヒント集

さん付けで呼ぶ

こんにちは。キー先生です。
「新入社員のお悩みすっきり」のお時間です。

今日のお悩みは、ファミリーレストラン どんぐり ナッツさんです。


「キー先生、こんにちは。
 先日、仲の良い同僚がいて、クルミ、お願いなどと言っていたら、同僚でも呼び捨てにせず、さん付けで呼ぶようにと上司から言われました。
 同僚を「さん付け」で呼ぶなんて他人行儀な感じがして言いづらいです。
 なんで、さんづけしないといけないんですか?」

お悩み、ありがとうございます。

みなさん、こんな場合、どうしたらよいと思いますか?
まずあの時の上司の気持ちも、聞いてみましょう。

「社会人になると、公私のけじめが大切なのです。
 呼び捨ては、公私混同です。
 日ごろから気をつけていないと、お客様の前でも、呼び捨てしてしまいます。
 『○○さん』と呼べるようにしてほしいのです」

あれあれ? 
ナッツさんが思っていることと、上司が思っていることとでは、違っていますね。

さあ、どうしましょう。

さあ、何か良いアイディアは浮かびましたか?

ではここで、「さん付けで呼ぶ」についてご紹介します。

社会人になると、「〇〇さん」と呼ぶことが基本です。

お客様や上司の前で、同僚を呼び捨てにしていると、どう思われるでしょう。

もちろん、何も思わない人もいます。

ですが、仕事に遊び感覚を持ち込まないでほしいと思う人もいます。

そのため、「さん付け」で呼ぶことを基本としましょう。

例えば、お客様の前で、「クルミ、お客様をご案内して」などと言うと、お客様はどう思われるでしょう。
何だか、スタッフ同士が馴れ馴れしい感じをされるのではないでしょうか。

もちろん、上司やお客様がいないところで、呼び合うのは問題ありません。

ただし、3名以上の同僚などと話をする時、ある人は呼び捨て、ある人はさん付けで呼ぶと、親しさに差を感じる人もいるのではないでしょうか。

親しくなりたいので呼び捨てにするという人もいますが、呼び捨てされるのを嫌だと思う人もいます。

また「くん」付けで呼ぶ人もいますが、これも避けた方が良いでしょう。

男性・女性にこだわったような言い方ではないほうが時代の流れと言えるでしょう。


そのため、「さん付けで呼ぶ」ことを基本にすると覚えておきましょう。
もちろん、全て状況判断です。

今日の「新入社員のお悩みすっきり」は、「さん付けで呼ぶ」 でした。



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