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『残業に対する考え方』 社内接客

こんにちは! 
今日は「残業に対する考え方」というテーマでお話しします。

今年の新入社員と昨年の新入社員と、合同で研修をしている時のことです。

昨年の新入社員から、自分のいる部署が暗い雰囲気だから、ストレスが溜まるという声が聞こえてきました。
そして、
「その上、残業がある。みんな残業をしているので帰りにくい。
 だいたい、定まった時間内で仕事ができる人が優秀だと思うのに、うちの部署は、残業をする人のほうが、仕事ができる人と思っている傾向がある」
などと言っているのです。
この言葉を聞いた今年の新入社員は、「え~」とのけぞっていました。

会社によっては、残業する人が仕事ができるという考え方がまかり通っているのです。
長年勤めている人にとっては、残業代がプラスされた金額が給料という前提になっています。
ですが新人にとっては、所定の時間内で仕事を終わらせることが前提になっています。
ここに大きなギャップがあります。
となると、新人が配属されても、残業をすることが前提になっている部署では、ストレスが溜まってしまうことになりかねません。

残業の捉え方が、大きく異なっています。
残業無しにすると、現状のままでは確実に給料が減ってしまい、モチベーションが下がるのは、長年務めている人たち。
残業をすることが前提になっているんだと思うと、モチベーションが下がる新入社員たち。

さあ、どのように取り組んでいくか。

会社にとっては、大きな課題といえるでしょう。

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