『正論を振りかざす』社内・社外接客
こんにちは!
今日は「正論を振りかざす」というテーマでお話しします。
正論を振りかざすとは、私の言っていることは正しいということを前面に出して相手に言うことだと解釈しています。
相手からすると、返す言葉がないような状態です。
事例でご紹介します。
ある医院でのことです。
患者さんが、来院されて受付に来られた時、スタッフが
「只今、待合が密になっている状態です。
これ以上、混んではいけませんので、外でお待ちください。
申し訳ございません」と言っていました。
確かに正論です。
申し訳ございませんまでつけているので患者さんにしてみたら反論の余地がない状態です。
外で、と言われても、寒い日です。
外に待合の場所があるわけでもありません。
患者さんは「わかりました」と言われていましたが、ありありと気分を害していることがみてとれます。
ですが、このスタッフにしてみたら、患者さんのために言っていると思っているかもしれません。
さて、正論を振りかざす、という面は誰にでもあるのではないでしょうか。
相手のことを思って言っていると正当化しようとしても、相手からすると、正論を振りかざしているだけというように感じさせてしまうことがあります。
「正論」とは何か。
自分の言ったことに対して、常に検討する必要性を感じます。
ちなみに、先ほどの事例の続きですが、傍にいた別のスタッフが、
「お車でしょうか。
お車で、お待ちいただいてもよろしいでしょうか。
順番が来ましたら、お呼びいたします」
と、その患者さんに声掛けしていました。
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