映像かロールプレイングか ~社内接客~
こんにちは。
指導において、冊子を読んでもらったり、映像をみてもらったり
ロールプレイングをしたりと、企業において、いろいろな方法がとられている
と思います。
前回は、「映像か冊子か」についてのお話でした。
今回は、「映像かロールプレイングか」についてのお話です。
ロールプレイングとは、役割演技法と言われているものです。
例えば、教わる側が接客者、教える側がお客様役になって
ある場面を想定して具体的に動いたり、受け答えをしたりすることです。
では、映像、ロールプレイング、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
映像の良い点は、同じものを全員で見るという点です。
同じものですので、ブレがありません。
ですが、一人ひとりの個性に応じた指導はできません。
ロールプレイングは、指導者によって指導方法が異なってしまいます。
そのため、ブレが生じます。
ですが、一人ひとりに応じての指導ができます。
このように、それぞれのメリット・デメリットを知って、
指導を行うと良いでしょう。
ただ気をつけなければならないことは、映像を見せたり
ロールプレイングをしたりすること自体が、目的になってしまうことです。
お客様に喜んでいただき、楽しく仕事ができる、そして会社としての成果が上がっていくこと。これが、本来の目的です。