接客の壺 効く(聞く)接客

『選択』 ~社内・社外接客~

こんにちは!
今日は、「選択」についてのお話です。

衣類を洗う選択ではなく、選ぶほうの「選択」です。

何をするにしても、選択しなければならない毎日です。
例えば食事一つとってもそうです。
家で食事をするか、それとも外食にするか。
外食にするなら、和食か洋食かイタリアンかなどと選択しなければなりません。

どれを選択してもさほど問題がない場合と、この選択で、人生が大きく変わってしまうこともあります。

接客をしている場面でも、常にこの選択に迫(せま)られています。
今、お客様の傍に行って商品説明をしようか、もう少し後のほうがいいか。

お客様の様子を見ながら、今、品出しをしようか。
それとももう少し後がいいか。

この選択を常にしようとしている人と、与えられた仕事のみをしようとしている人では、自ずとして、仕事のやり方が変化していきます。

与えられた仕事のみをする人は、
「○○をすればいいんですね」
「何をしたらいいですか」
などと、指示された内容の確認か、指示されなければ、指示を待つ言い方をする癖があります。
自ら選択肢を多く持ち、選択しようとするのではなく、指示を出す人にゆだねているのです。

これは、本人の問題というよりもそういう人生を歩んできたからです。
この場合はどうしたらよいか。
こういう考え方もある、こういう方法もある。
1つを選択するにしても、なぜそれを選択したほうがよいのかなど、考える癖を体得することが大切です。

「こういう場合、どうしたら良いか」自ら考える癖をつける。

指導者は、「こうしなさい」と、結論を言うのではなく、どうしたら良いかを考えてもらう癖づくりが重要です。

こういう場合、どう考える?
どうしたらお客様に喜んでもらえる?

選択の幅を広げる癖が、固定概念からの脱却といえるかもしれません。

*効く(聞く)接客 『決断と捨てること』
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