接客の壺 効く(聞く)接客

「エレベータでの思い違い」社外接客

こんにちは! 今日は「エレベータでの思い違い」というテーマでお話しします。

あるホテルに、チェックインをしたあとのことです。
チェックインを終わり部屋に行こうと、エレベーターの前で待っていました。
すると、このホテルのスタッフがエレベータの近くまでやってきて、
「ご一緒させていただいてよろしいですか」と、丁寧に言ってきました。

一瞬、ドキッとしました。
『ご一緒とは?』
『そうか、一緒にエレベーターに乗って良いかと聞いているのか』と、言っている意味を理解しました。
ですが、唐突だなとは感じました。

エレベータが、やってきて、中に乗り込みました。
そのスタッフも乗り込みました。

スタッフは、なぜかエレベーター奥に入っていきました。
私は、「え?」と思いながら、操作盤のある左側に。

『これが普通?』
と思っていると、スタッフは、4階のボタンを押して、また元の位置に移動しました。


そして、4階につくと、「ありがとうございます」と言って、外に出て行きました。

これってあり? 
操作盤の前に立つのは、スタッフでしょう、と思う私は、間違い?

スタッフとしては、「ご一緒させていただいてよろしいですか」と丁寧に言い、4階のボタンを押すという操作を自ら行ったので、問題を感じていないのでしょうか。
それどころか、良いサービスと思っているのかもしれません。
私は、エレベーターの操作係になった気分でした。

これってあり?

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