接客の壺 効く(聞く)接客

「どうしたら」社外接客

こんにちは! 
今日は「どうしたら」というテーマでお話しします。

先日、ある商品がほしくて、電器店に行きました。
店員の人は、「その商品は、いつ入荷するかわかりません」というのです。
「○月○日までにほしいけど、入荷するかどうかわからないということですね」と、確認すると、「はい」で終わります。

そこで、「系列店にもないの?」と聞くと、「あ、調べてきます」と言い、調べに行きます。「在庫がないそうです」で終わり。
そこでまた客が、「色違いもないの?」と聞くと、「あ、調べてきます」と言い、調べに行きます。
今度は「色違いはありました」と言ってきました。
やっと商品を手に入れることができました。

疑問が残るのは、この店員は、売る気があるのかということです。

店員の側からすると、客の期待通りの商品はない、いつ入るかもわからない、という事実をそのまま言っているだけと思っているかもしれません。
お客様が買いたいと言っているのだから、どうにか商品を探してみようということにはつながらず、お客様から何か言われたら、その都度応じているという感じです。

売りつけられる、押しつけられるのは、お客さまは好まない。
ですが、ほしい商品に出会いたいとは思っています。
この点を察する販売員は、好感が持てます。

今回のように、客からいろいろと言って、対応してくれるのは、まあ普通。
一番感じが悪いのは「ないです」で終わってしまう店員。
いつ入荷するかわかりませんの一点張りで終わってしまう店員。
店の売上になるのにと思うのですが、手間暇がかかるのは面倒なのでしょうか。

お客様に喜んでもらって売上を上げる。
販売において重要だとは思いますが、案外、その売上と自分の給料がリンクしていることを忘れてしまっている人がいるように思います。

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