『トラわれない』社内・社外接客
こんにちは!
今日は、友人とのSNSでのやり取りをご紹介します。
この友人は、長年癌を患っています。
この癌、手術しても、また他の部分にでてきます。
昨年の中頃にも、がんがみつかりました。
ですが今回は、手術はしないと言います。
というのは、手術をすると、また他の部分に出てくるので、様子を見ようということになったそうです。
その友人が、1月2日に誕生日だったので、メッセージを送りました。
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誕生日、おめでとう。
病気と友達になって良い年に
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そうすると、
「あんまり仲良くなりたくないけど、うまく付き合ってやろうと思ってま~す。
あまりトラわれないように」
と返事がかえってきました。
病気と友達になろうと書いた私は、相手の気持ちがわかっていないと、瞬間に後ろめたさを感じました。
ですが、その後に続く「うまく付き合ってやろうと思ってま~す」
という言葉に、救われたような気持ちになりました。
相手の言葉を否定するのではなく、シンプルな言葉で、自分の気持ちを返信してくれる。
すごい包容力と感じたのです。
さらに、「あまりトラわれないように」と、今年の干支にかけているのです。
うーん、うまい!
なぜこんなに人間力が高いのか。
なぜこんなに、相手に生きる力を与えることができるのか。
友人の癌との付き合い方に対する言葉は、コロナ禍でも、トラわれないように、やりたいことをしていく年にしようと思わせてくれるほどの力を、私に与えてくれました。
勇気づけようとした私が、勇気づけられたのです。