対面とウエブ会議 ~社内・社外接客~
こんにちは! 筒木です。
今日は、「対面とウエブ会議」についてです。
会議をウエブで行うことが増えてきました。
最初は、少々戸惑いましたが、何度か行っていくうちに慣れてきました。
想像以上に、実際に会って話をしているのと遜色がないように思います。
会議は、わざわざ出かけていかなくも十分できるような気になってきました。
ただ問題は、対面の場合、相手の微妙な表情・態度を読み取ったり、相手の行動から価値観を掴んでいけても、オンラインは画面越しのため難しいということです。
9月16日の日本経済新聞に「ビデオ会議、対面に代わるか」という記事がありました。
その中に、実験経済学が専門のジャネット・ブロジック教授らの研究が参考になるとして以下の点が書かれていたので、抜粋してご紹介します。
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対面接触の役割で代替(だいたい)が最も難しいと考えられるのはソーシャルリゼーションである。
新たな組織のメンバーとなり、そこでの価値観や流儀を学びながら仲間になっていくプロセスを、ビデオ会議で実現するためのハードルは相当高そうだ。
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と書かれていました。
実際に人と接すると、温かさが伝わり、表情態度をよむ感性が磨かれるのは確かなように思えます。
この感性は、人間の特徴とも言えるでしょう。
感性を磨く訓練がなされなければ、相手を思う心も弱まっていくようにも思えてしまいます。
ビデオ会議の利点を知ることは、対面の利点を、より知ることとも言えるでしょう。