接客の壺 効く(聞く)接客

「イチローさんの回答」社内接客

こんにちは! 今日は、TBS NEWS DIG というウエブサイトに掲載されていた「イチローさんの回答」がテーマです。
 
イチローさんは、マリナーズ会長付特別補佐、兼インストラクターとして活躍されていますが、高校を訪問して野球の指導もされています。
今年の11月にもある高校を訪問されています。
 
その高校の選手の一人が、
「バッティングで自分の感覚は大事にしたほうがいいのでしょうか。
 先生に言われたりするんですけど、しっくりこなければ、やらなくてもいい?」
という質問をしました。
その回答の一部を抜粋してご紹介します。
 
******(一部を抜粋)********
一度やってみる、しばらくやってみる。それで違うなって
自分なりに答えを出したならそれはもう捨てていい。
プロの世界でもコーチ、毎年変わる可能性があって。
そのコーチの言うことを毎年聞いて自分の形を変えてたら、
何が何だか分からなくなっちゃうから、しっかりした自分の形は、
確固たるものをまず作る。その上で色んなアドバイスを
取り入れるか入れないか、そういうスタンスの方がいいと思う。
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イチローさんの回答は、社会人にも通じます。
例えば、先輩が2人いた時、それぞれの指導内容が異なるということは、多々あるでしょう。
部下としては、どちらを行えばよいのか困ってしまいます。
 
 
まずは、言われたことをそれぞれ行ってみて、それで自分がしっくりとくる方、または、自分なりの方法を見出して、それをすれば良いということ。
 
実際には、自分が言ったことを取り入れていないと言う上司や先輩もいるかもしれません。
なぜそう言われるのかを考えながらも、結果的に、どれを選択するのか、様々な視点から自らが判断していく、ということではないかと思うのです。

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