接客の壺 効く(聞く)接客

「友だち、できた?」社内接客

こんにちは! 今日は「友だち、できた?」というテーマです。
 
幼稚園に、学校に入った子供に、
「友だち、できた?」と聞く場面を見ます。
 
どうも引っかかるのです。
 
この引っかかりは、大きく分けて2つ。
一つは、友達とは何か、という点です。
人により見解が異なるのではないでしょうか。
知り合いなら、すでに友だちという人もいれば、知り合いぐらいなら、友だちとは言えないという人もいるでしょう。
 
私自身、友だちという言葉を使うのを躊躇してしまい、つい、知り合いとか、少しあらたまった印象を与えるだろう友人という言葉を使用してします。
 
もう一つは、友だちをつくる必要があるのか。
つくらなければならないのか、という点です。
昔、友だちをつくることを意識して、どこかのグループに入ろうとしてきたことを思い出します。
そのグループの中にいて、楽しそうなふりをしていた、という感じです。
正直、無理をしていました。
トイレに行く時はそのグループのメンバーとともに行く。
教室を移動する時も、そのメンバーとともに行く。
それをやめて、一人で行動すると、誘われなくなってしまうことが想像できたからです。
 
友人作りは、人によってはたいへんなストレスを感じるているのではないでしょうか。
 
それを簡単に、「友だちできた?」と、聞いている場面を見ると、「聞いてあげないで」と、思ってしまうのです。
 
友だちはつくらないといけないのか?
強制されてつくるものなのか。
もちろん、無理をしてでもそのグループにいることで心が通える友だちができたと感じる人もいるでしょう。
友だちをつくろうと一生懸命になる人もいるでしょう。
一人ひとり、友だちに対する考え方は異なる。
 
友だちのつくり方も、みんな違う。
そう思えるのです。
 

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