接客の壺 基本の見直しヒント集

エレベーターでの勘違い ホテルマン編

こんにちは。キー先生です。

今日は、ガラガラさんからのお便りをご紹介します。

「キー先生、こんにちは。
 先日、お客様と一緒にエレベーターに乗り込みました。
 お客様は操作盤の前に立ち、わたしは、邪魔になってはいけないとエレベーターの奥に入りました。
 降りる時、お客様に『ありがとうございます』と丁寧に挨拶をすると、『エレベーターの操作は客がするものなんですか!』と叱られました。
 どう対応したらよかったのでしょう」

  

お悩み、ありがとうございます。

さあ、みなさんはこの場面をどう思いましたか?


ガラガラさんは、お客様の邪魔にならないようにエレベーター奥に入ったのですね。
お客様は操作盤の前に。
そしたら、降りるときにお客様に叱られた。

ではどうしたらよかったのでしょう。

エレベータの操作盤の前に立つのは、お客様? それともホテルスタッフ?

そうですね。
ホテルスタッフですね。

ということは、自分が操作盤の前に立つような行動をすることが大切になります。
例えば「失礼いたします」などと声掛けして、操作盤の前に立ちます。

そして、お客様に「何階でしょうか?」などと伺いながら階のボタンをおします。

お客様とご一緒する時は、スタッフは、操作盤の前に立つことが大切です。

お客様も、スタッフと一緒なら、スタッフが操作盤の前に立つものと思っているのではないでしょうか?

お客様のことを思って、エレベータの奥に入るのは、お客様からすると、良い行動には見えないということを知りましょう。

降りる時に「ありがとうございます」と感謝の声掛けをしたからよいということではないのです。

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