接客の壺 効く(聞く)接客

『どう言葉を発するか』 ~社内・社外接客~

こんにちは!
今日は、「どう言葉を発するか」についてのお話です。

大泉洋さんが、『ぴったんこカン・カン 』という番組で、
NHK紅白歌合戦で白組司会を務めた時のことを話されていました。

その内容は、発言する言葉を、調べたというのです。

その中の一つに、「ブラボー」がありました。
ブラボーは、男性に対する言葉で、女性に対しては「ブラバー」というのだそうです。
そのため、女性に対して「ブラボー」と言ったら、知っている人からは、あいつは何もしらないと思われるのも悔しいので、ブラヴァーと、どっちにも取れるように言った と言われていました。

想像ですが、「ブラボー」という言葉を使いたかったのでしょう。
ブラボーという言葉を使わない選択肢もあったはずですから。

さて、
私たちは、会話をしながら、言葉を吟味していきます。
この人には言ってもいいけれど、この人には止めようなどと。
また、多くの人の前で、言っても良い言葉なのか避けた方が良い言葉なのかも吟味していきます。

ただ、話し手が吟味しても、この人が言うのは問題なしだが、あの人が言うのは許せないと、聞き手はいろいろです。

そうそう、先ほど髪を短くカットした私を見て、
知人が、1人は
「若く見える」
もう1人は、
「子どもっぽくなった」
もう1人は、
「5歳、若返った」
と言いました。

さあ、言い手と聞き手。
どの人も、信頼関係の高い人から言われたので、以前よりも若く見えるんだと解釈しますが、相手との親密度によって、案外評価が分かれる言い方は「子どもっぽくなった」でしょうか。

あまり知らない人に言われると、
「え? 変ってこと?」と聞きたくなるかもしれません。

言葉は、自分の気持ちを伝える重要なツールではあります。
ですが、使い方をどうするか。

時には、日ごろ何気なく使っている言葉を吟味してみると、いろいろな気づきがあるかもしれません。

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