接客の壺 効く(聞く)接客

常識 ~社内・社外接客~


こんにちは。筒木です。

今日は「常識」というテーマでお話をします。

「朝寝坊をしました、会社の始業時間に遅れそうです。
さあ、どうしますか」と新入社員に聞くと、以前なら上司に電話をするという人がほとんどでした。
ですが、今は、ラインをする、メールをするという人が増えてきています。

ラインやメールでの連絡は、良くないことですか?
もちろんケースバイケースですが、連絡の選択肢として、ラインやメールなどもありとなってきているのではないでしょうか

こんなこともありました。
転職してきた二十代の人に、お茶をいれてほしいと頼むと、「給茶機しか使ったことがないのでわかりません」というのです。
 周囲の人に聞いてみると、急須自体がない家もありますし、ペットボトルを買ってくるという家もあります。

 常識とは何なのでしょう。
生まれた環境により、例え年齢が四十代、五十代、それ以上であっても常識とする考え方に差があります。
それこそ、外国人の方とでは、マナーも常識も異なります。

またインターネットを大人になってから経験した世代と、生まれたときから当たり前にインターネットがある世代とでは、常識の捉え方に、大きな違いが出ています。
デジタルネイティブと言われる世代の常識でいえば、携帯電話やモバイルを活用できないのは、「え! そんなことも知らないの?」と思えることでしょう。

常識という言葉は、だんだん死語になりつつあるように感じます。
常識という言葉を使おうとしても、その常識自体にズレが生じてきているようです。

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