『不条理と接客』 ~社外接客~
今日は、「不条理と接客」についてのお話です。
不条理とは、辞書によると筋道が通らないこととあります。
テレビドラマ「TOKYO MER~走る救急救命室~」の最終2回で、テロリストを助けたことで、そのテロリストが、助けた医師の妹を爆破で死においやってしまうという場面があります。
そこで、「世の中は不条理だってこと」と、不条理という言葉が使われています。
不条理とまではいかないと思いますが、相手のことを思って行った行為が相手に理解されないということは、多くの人が体験しているのではないでしょうか。
これはお客様との関係でもそうです。
お客様に喜んでもらえるようにと行ったことが、結果として、お客様の怒りを買ってしまったというようなことがおこります。
簡単な例で言えば、お客様に商品の説明をしようとしたら、喜んでもらえるどころかそんな説明はいらないなどと言われる場面です。
何をしたらお客様に喜んでもらえるのか。
悩み苦しんでいる人もいるでしょう。
このドラマでは、最後に、またこの医師がテロリストを助ける場面が描かれています。
なぜ助けるのか、それは目の前の命を見捨てたら、医者じゃなくなるから
というセリフがあります。
接客も同じではないかと思うのです。叱られたからお客様に喜んでもらおうとすることをやめるでは、接客者ではなくなってします。
悩み苦しむことが多い中、どうしたらお客様に喜んでもらえるのか、それを常に模索しつづける。
目の前のお客様を無視したら、接客者じゃなくなるから
*効く(聞く)接客 『接客と顧客の期待』
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