甘え上手 ~社内接客~
こんにちは。
本日は、「甘え上手」について見ていきたいと思います。
甘え上手というと、良い意味よりも悪い意味に捉えられてしまうかもしれません。
ですが接客において、この甘え上手は、 感じが良いかどうかに大きく影響するように思うのです。
事例を挙げてみます。
<事例1 従業員同士>
A.今にもずり落ちそうな状態で、大きな荷物を抱えて歩い
ている人がいる。
自分が行きたい方向に歩いているので、傍に行き
「お持ちします」
と声を掛けたら、
「いいです」
と断られた。
B.今にもずり落ちそうな状態で、大きな荷物を抱えて歩い
ているスタッフがいる。
自分が行きたい方向に歩いているので、傍に行き
「お持ちします」
と声を掛けたら、
「あ、ありがとうございます」
と言われた。
<事例2 従業員同士>
A.自分の作業が終わったので、忙しそうなところに行き、
「お手伝いします」
と言うと、
「いいです」
と断られた。
B.自分の作業が終わったので、忙しそうなところに行き、
「お手伝いします」
と言うと、
「ありがとうございます。助かります」
という声が返ってきた。
もちろん状況によってですが、
あなたはA、Bのどちらに好感を持ちますか?
従業員同士だけではなく、お客様との関係もそうだと思うのです。
例えば、来社されたお客様に
「コーヒーはいかがですか」
と聞いた時、
1.「あ、けっこうです」
と断られる。
2.「はい、お願いします」
と言われる。
3.「あ、ありがとうございます。コーヒーが丁度飲みた
かった時でした」
と言われる。
あなたはどのような人に好感を持ちますか。