接客と生け花 ~社外接客~
こんにちは! 筒木です。
今日は、「接客と生け花」についてです。
この数年、生け花の会に参加しています。
数名の生徒ですが、同じ花を活用しているのに、見本を見ながら行っているのに、活け方がみんな異なるのです。
なぜなのでしょう。
その原因として2つあるように思えるのです。
一つは、花自体が、それぞれ違うということです。花の開き方、茎の太さ、葉の大きさ・向きなど、一緒のものはありません。
2つ目が、活ける人が違うということです。
見本があっても、活ける人のそれぞれの考え方で出来上がりが変化していきます。
このように、素材自体、活ける人で、出来上がりが大きく異なるのです。
接客も、まさしく同じだと思うのです。
素材は、商品であったりサービスであったりします。
同じ素材を売るにも、接客者一人ひとり、個性があり、その売り方は異なります。
そこにお客様が加わりますので、益々複雑に、絡み合っていきます。
花の話に戻りますが、他の人の出来上がりを見て、「花は1つひとつ表情が違うんだな、こういう活け方もあるんだな」と毎回、教わっている気持ちになります。