「こう見えて」社内・社外接客
こんにちは!
いつも「効く接客」をお聞きいただき、ありがとうございます。
今回は「こう見えて」についてです。先日、ラジオから「こう見えて、無知なのですが」というリポーターの声が聞こえてきました。
「こう見えて、無知?」
なんか変?
こう見えてって、どう見えていると思っているのだろう?
それに対して、無知がつくということは?
見た目は、賢そうだということ?
周囲の人は、自分のことを賢いと思っていると、本人は認識しているということ?
頭の中で、?マークがいっぱいになってしまいました。
たぶんリポーターは、謙遜で言っているのでしょう。
ですが、謙遜には聞こえない。
またこの人は、「こう見えて、星に興味があるんです」とも言っていました。
どう見えていると本人は思っているのでしょう。
周囲の人は、自分は星に興味がなさそうと思っていると、本人は認識しているということでしょうか?
それか、対比型の言葉遣いが、日ごろから癖なのか。
そういえば私自身、「私って優しそうに見えるかもしれないけど、やさしくないんだよね」と、言っていたような気がします。
自分は周囲の人に優しそうに見えていると思っていても、相手はどうかはわからない。
少なくとも、自分が認識していることと、相手が認識していることとでは、異なる。
あなたもそう思っているでしょう、という言い方は、時と場合によっては、耳障りな言葉に聞こえるでしょう。