「お客様からのお叱り」社内・社外接客
こんにちは!
いつも「効く接客」をお聞きいただき、ありがとうございます。
今回は「お客様からのお叱り」についです。
2つ例を挙げてみましょう。
飲食店で、料理提供が遅いと言われました。
小売店で、商品を買ったのに「ありがとうございます」もないと言われました。
さあどう対応しますか。
飲食店の場合、「私は、料理を作っているわけではないので、料理が遅いと言われてもどうしようもありません」と言いますか。
こう言うと、お客様はどう反応されるでしょう。「そうですね」というお客様もいるかもしれませんが、多くは、「その言い方はなんだ」と、ますます怒らせてしまうのではないでしょうか。
小売店の場合、「他の人のことはわかりませんが、私はありがとうございましたと言いました」と言うとどうでしょう。
飲食店の場合と同じように、「その言い方はなんだ」と、ますますお客様を怒らせてしまうのではないでしょうか。
なぜ、怒らせてしまうような言い方になってしまうのでしょう。
それは、自分は悪くないという気持ちが前面に出てきてしまうからではないでしょうか。
では、このような言い方をして、ますますお客様を怒らせることで何か得することでもあるのでしょうか。
得することはないのに、自分は悪くないという気持ちが出てしまうということは、どうしたらよいのでしょう。
こう考えると、自分の言動をどうしたらよいかが見えてくるのではないでしょうか。