接客の壺 効く(聞く)接客

「ホテルフロントの人手対策」社外接客

こんにちは! 今日は「ホテルフロントの人手対策」というテーマです。

先日、久しぶりに泊まったホテルでのことです。
いつもなら、フロントに5、6名いたのに、今回はゼロです。
全て、自動チェックイン機活用に代わっていました。
6、7台の自動チェックイン機の傍には、スタッフは2名しかいません。
「いらっしゃいませ」もありません。
操作が分からないお客様の対応をしているようです。
チェックアウト時は、スタッフはゼロでした。

またあるホテルでのことです。
そのホテルは、同じように自動チェックイン機を活用しています。
チェックインの時は、フロントに3,4名のスタッフがいて、操作方法教えたりしています。
チェックアウトの時は、フロント内に1名か2名のスタッフはいますが、客が勝手にチェックアウトを機械で行い出ていくという感じです。
「ありがとうございました」などの声掛けは、ほとんどありませんでした。

一ヵ月が経ち、再度このホテルを訪れました。
まずチェックインですが、すぐ「いらっしゃいませ」とスタッフがやってきます。
あくる日、部屋から出て、エレベータに向かう間、清掃担当のスタッフとすれ違うと「おはようございます」と挨拶をされます。
チェックアウトをするために機械に向かうと、すぐスタッフがやってきて「チェックアウトでしょうか」と聞き、「ありがとうございました」「また、お待ちしております」などの声掛けをされたのです。
このホテルでは、機械に頼って、お客様への声掛けが減っているのを問題と考え、挨拶の強化を図ったのでしょうか。

それぞれのホテルが、いろいろと模索していることが伝わってきました。

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