接客の壺 基本の見直しヒント集

恐れ入ります

こんにちは。キー先生です。
「新入社員のお悩みすっきり」のお時間です。

今回は「恐れ入ります」という言葉のご紹介です。

さっそく、この言葉の活用場面を再現してみます。
「恐れ入ります、お客様のお名前をお願いいたします」などと活用します。

さて、同じ場面で「恐れ入ります」という言葉を使用していない場合です。
「お客様のお名前をお願いいたします」

さあ、どう思いますか?

そうです。
恐れ入ります、という言葉を言わないと、言われた側は、命令されているようで冷たい印象を受けるのではないでしょうか。

基本としては、お客様に指示・命令をするような言い方は、さけなけなればなりません。
そのため、お客様にお願いしたい時、協力を得たい時に、「恐れ入ります」をプラスして言うことで、言葉を和らげているのです。

では他に「恐れ入ります」は、どのような時に使えばいいのでしょう。

例えば、物を落としてしまって、お客様に拾ってもらった時「恐れ入ります」と感謝の気持ちを伝えます。

ありがとうございますに近い言葉ですが、恐縮した気持ちが含まれます。
恐縮とは、相手に対して申し訳ないと思う気持ちや気恥ずかしいといった気持ちです。
さあ、整理してみましょう。
「恐れ入ります」は、相手にお願いしたい時、協力してほしい時また、恐縮しつつも感謝の気持ちを伝えたい時に使用します。

これは、日ごろ、使い慣れていない言葉かもしれません。
まずは、「恐れ入ります」を使い慣れるようにしましょう。
心を込めて言うことで、この言葉が生きてきます。

今日の「新入社員のお悩みすっきり」は、「恐れ入ります」 でした。

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