こんにちは。筒木です。
今日は、電話応対の問題をお聞きいただきます。

気になる点は、５つ以上あります。
ではお聞きください。

お客様から電話がかかってきました。
入社一年目の山本が出ました。

「はい、ABC商事でございます」
「わたくし、矢口電機の都築と申します」
「谷口電機の鈴木さまですね。いつもお世話になっております」
「狭山課長様はいらっしゃいますか」
「狭山ですね。外出しています」
「では、明日、お会いする件、よろしくお願い致します、とお伝えください」
「わかりました。明日、お会いする件ですね。狭山課長にお伝えしておきます」
「よろしくお願い致します」
「失礼致します」
「失礼致します」

山本は、自分の電話応対は完璧だと思いました。
そして、狭山課長のテーブルにメモを貼りつけておきました。

狭山課長が会社に戻ってきた時、山本のところにやってきました。

「谷口（たにぐち）電機の鈴木さんって誰だい？
　それに、明日お会いする件ってどういうことだ」
「メモに書きましたけど」
「そのメモの意味がわからないんだ」

山本の顔が一気に青ざめていきました。
さあ、新入社員の山本の電話応対やメモで何が問題だったのでしょう。

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