『言いたい意味は一つでも』 ~社内・社外接客~
こんにちは。筒木です。
今日は、「言いたい意味は一つでも」についてお話しします。
言いたい意味は一つでも、言い方により、伝わり方が異なる時があります。
今日は、待ってもらいたい時の「お待ちください」という言葉を題材にします。
お客様に、伝えるときに「お待ちください」だけでは、命令口調に聞こえてしまうのではないでしょうか。
「少々お待ちください」と、「少々」をつけると、少し柔らいだ感じになりませんか。
そして、「少々お待ちくださいませ」と語尾に「ませ」を付けると、より柔らかく聞こえるでしょう。
ですが、やはり命令口調であることには変わりがありません。
そのため、よりソフトに聞こえるように言いたい言葉の前に、クッション言葉をプラスして、 「恐れ入りますが、少々お待ちくださいませ」と言うと、先ほどより優しい感じになりませんか。
さらに疑問形を活用すると、「恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか」となり、お願いしている気持ちも、伝わっていくのではないでしょうか。
「お待ちください」
「少々お待ちください」
「少々お待ちくださいませ」
「恐れ入りますが、少々お待ちくださいませ」
「恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか」
このように、言いたいことは、「待ってください」ということであっても、少し言葉をプラスすると、雰囲気がずいぶん変わっていきます。
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