接客の壺 効く(聞く)接客

『視点が異なると全く逆の見解』 ~社内接客~

こんにちは。筒木です。
今日は「視点が異なると全く逆の見解」についてのお話です。

ある会社での打ち合わせ場所でのことです。
教育担当の部長を待っていると、その会社の従業員同士の会話が耳に入ってきました。
「教育担当の部長から、接客対応のレベルが低いと言われた。モチベーションが下がる」 というような内容です。

しばらくして、その部長が打ち合わせ場所にやってきました。

部長は、最近売上が下がってきているので、従業員のモチベーションを高めるような声掛けをしている、と話してくれました。

数分の間に、モチベーションが下がったという従業員とモチベーションが、これで上がるだろうと思っている部長の 全く逆の2つの見解を聞いたのです。

自分の言っていることは正しいと思っていても、自分の知らないところで、全く異なる現象が起こっていることがあります。

ではどうしたら良いのでしょう。
まず、レベルが高い・低いという言い方は避けた方がよいでしょう。
なぜなら、何がレベルが高いのか低いのかがわからないからです。
相手に伝わる、具体的な言い方にすることが大切です。

売上が下がっているとしたら、どうしたら良いのか、聞いてみると良いでしょう。
互いに意見を出し合って、現状打破を考えていくほうがモチベーションアップにつながるのではないでしょうか。

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