こんにちは。
今日は「接客とは何か」についてのお話です。

先日、ある人から「接客を簡単に言うと何ですか」と聞かれました。
30年以上接客に携わっていながら、一言で言えませんでした。

そこで考えたのが、次の言葉です。
「接客とは、購入してもらおうと働きかけること」

接客は、お客様に購入していただいて成り立ちます。
たとえ、丁寧な接客をしても、購入に結びつかなければ、接客をしたとは言えないのではないかとも思っています。
もちろん、今日の購入だけを目指しているわけではありません。
数日経って、いえもっと購入までに時間がかかる場合もあります。
また、本人は購入しなくても、他の人に紹介したことで、その人が購入する場合もあります。

接客者が、購入してもらおうと働きかけるためには、自社が扱っている商品・サービスのことを、より深く知っていなければなりません。
また接客は、一人で行うわけではなく、チームで行っているケースが多いので、チームワークの良し悪しも、お客様の商品購入の決定に影響しているかもしれません。

このように、お客様の五感を刺激するもの全てが、接客に関係しています。

会社それぞれ、どのようにお客様に働きかけるかが接客と考えます。