接客の壺 接客徒然

仕事が好きとは(1)  ~社外接客 考え方~

■あなたは仕事が好きですか?

今回から5回シリーズで「仕事が好き」というテーマについて考えてみたいと思います。
第1回目は「あなたは仕事が好きですか」

「あなたは、仕事が好きですか」と聞かれた時、どのように応えますか。
すぐ「好きです」と応える人、少し考えて応える人、「生きていくためにやっているのであって、好きではない」と言う人など、いろいろな人がいると思います。

また、仕事が調子よく進んでいる時は、大きな声で「好きです」と言えたり、
そうではない時は、「好きとは言えない。それどころか今の状況から逃げたいような気持ちだよ」という時もあることでしょう。

どうも「好き」と言える状況の時は、仕事が楽しくできているのではないでしょうか。
そこにはこうしたら金が儲かる、上司が評価してくれる、などという計算はありません。
好きだからする、という感情があるのではないかと思います。

好きな仕事をする時は、興味が持てる。
興味が持てると、楽しくなる。
楽しくなると、周りにも楽しさが伝わっていく。
そうなると、周りも楽しくなる。

楽しく仕事をしている人は、目が違います。
生き生きしています。
生き生きしているパワーは、まわりの人に伝わります。
周りの人にも生き生きした気分になってもらえます。

接客は、一人で行う個人プレーではなく、野球のように団体プレーです。
一人が良くても、他の接客者の感じが悪ければ、決してお客様に満足していただけません。
ですが、全員が働くことが好きという感情を持つこともなかなか難しいものです。

ではどうしたらいいのでしょうか。

「好きパワー」を発信する人が一人は必要です。
そのパワーは、店全体の空気に「好き」「楽しい」という気持ちを充満していってくれます。

辛いことも多いことでしょう。
ですが、そんな時こそ「好きパワー」の種まきを、あなたからスタートしませんか。

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