接客の壺 接客徒然

自分のことは気づけず  ~社内接客~

今日は、3人のことについて書いてみます。

音をさせて、扉を閉めたり、物を置いたりするAさん。
 何を怒っているの、と思わせるのですが、本人は、そんなつもりは全くなく……。

中途半端な仕事をしてしまうBさん。
 例えば、掃除をした後、モップを元の位置に返すのを忘れてしまうのです。

そして、Aさん、Bさんの話の聞き役担当、Cさん。

Aさんが、Cさんのところに相談にきました。

A「Bさんって物を使ったら、元の位置に返してくれないので困るのよね。
  昨日も、何時もの場所にハサミがなかったから、
  Bさんに聞くと、案の定、Bさんのデスク上にあったのよ」

C「そうだったの」

次の日、BさんがCさんのところにやってきました。

B「Aさんって、いつもイライラしているのか、デスクに書類を置く時、
  バーンと大きな音をさせて置くのよね。
  何を怒っているのかと思ってしまう。この音を聞くと、気分が悪くなるわ」

C「そうだったの」

Cさんは思いました。

『人の指摘をする前に、まずは自分のことに気づけば、問題はすぐ解決するのに……』

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