接客の壺 接客徒然

誰に挨拶をするのか ~社内接客~

先日、大学の先生にお会いしに行った時、たまたま就活中の大学生が先生の部屋にいました。
その大学生から、面接時の「よろしくお願い致します」と
お辞儀をする方法について聞かれたので、本人に実際にやってもらいました。

そうすると、言葉を言いながらのお辞儀でした。

そこで、いくつか伝えました。
言葉を言いながら、お辞儀をしながらだと、気持ちを相手に伝えることができない。
また、床に対して「よろしくお願い致します」と言っているように見える。
相手の目を見て「よろしくお願い致します」と言ってお辞儀をするといいなど。

誰に挨拶をしたいのか、誰に気持ちを伝えたいのかによって、視線、言葉づかい、行動が変化します。
この『誰に』は、お客さまであったり上司であったり、先輩であったりで異なります。
お客さまでも、良く知っている方、初めてお見かけする方でも対応は違ってきます。
もちろん面接も、1回目、2回目では異なるでしょう。
最近気になるのは、形にこだわり、心が置き去りになっているように思われることです。
言葉を先に言う、相手の目を見る、大切ではありますが、
自分が面接していただけることに感謝の気持ちがあると、
その気持ちが相手に伝わっていくように思います。

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