「仕切る人(1)」社内接客
こんにちは! 今日は「仕切る人」がテーマです。
あなたの会社には、何かと仕切る人がいませんか。
例えば、その人がいる前で「この書類は、こうまとめます」と言うと、「いえいえ、こうまとめたほうがいいよ」と言ってくる人です。
友人同士で料理を作る時も、「あ、その野菜はこう切って」などと言ってくる人です。
こういう人は、周囲からすると、けっこう面倒くさい人ではないでしょうか。
また始まったという感じです。
本人は、周囲からそう思われているとは、想像すらしていないでしょう。
それこそ、ジョハリの4つ窓の「他人は知っているけれど自分は知らない窓です。
こういう人と一緒に何かをする場合、「そうですね」と言われた通りにすると、波風はたたないでしょう。
ですが、その方法よりも、もっと良い方法があるなどと、その人の前で言ってしまうと、さあ、たいへん。
「じゃあ、好きにしたら」などと、捨て台詞とともに、その後冷たい視線が送られてきます。
そのため、やっぱり言う通りにしておこうとすると、ストレスが溜まってきて、仕事にも影響が出てしまいがちになるでしょう。
「触らぬ神にたたりなし」で行くのか、様子を見ながら言えるチャンスを狙うのか。
仕切る人からすると、誰も決めないから、と思っているかもしれません。
また、自分のすることは正解だと思っているかもしれません。
こういう人と仕事をする場合、しっかりとした根拠が必要であったり、その人が得手としていないところで成果を出したりする方法もあるでしょう。
また、この人を認めているという「さすがです」などの一言も相手の心に響くかもしれません。
対抗した言葉を発すると、対抗した言葉が返ってきます。
相手を変えてやろうとするのではなく、その場の様子を見ながら、こちらがどのように接したらよいかを考えていく。
相手がお客様だったらどのように接していきますか。
社内の人間関係は、社内接客です。
*効く(聞く)接客『 他責の癖言葉 』
*基本の見直しのヒント集 新人からベテランまでどうぞ
*キー先生のインスタグラム 新入社員研修にお使いください