こんにちは！　
今日は「打たれ弱い」というテーマでお話しします。

新入社員研修で、ある新入社員が「自分は打たれ弱いので」と言ったのです。
『自らそう思っているんだ』と感じたので、他の新入社員にも、「自分は打たれ弱いと思っている人」と聞くと、多くの人が、手を挙げました。

まずビックリしたのは、自らの認識です。他の人が、最近の新入社員は、打たれ弱いというならわかるのですが、自ら堂々と言う。
それほど、打たれ弱いのかと思ってしまいました。

または、こう言うことで、強い言葉を浴びせられないようにけん制しているのかとも思えます。

「打たれ弱い」のは、誰もあります。
相手からすると、何気ない言葉でも、こちらにすると、グサッと刺さる。
ですが、考えてみたら、お互い様です。
グサッと刺さるかどうかわからないにしても、言いたいことを伝えなければならない時が、お互いにあるはずだからです。

相手のことを信頼していたら、普通なら心にグサッと刺さりそうなことを言われても、逆に激励と受け取ることができます。
　信頼関係が出来ていない相手から言われた時、自分が納得できることなら受け入れればいいですし、そうでなければ保留でも良いでしょう。

何でもかんでも、耳に心地よい言葉のみ受け入れているようでは、自分への気づきが弱くなります。人のいうことに耳を貸すことができない人になってしまうでしょう。
　打たれ強いか打たれ弱いかではなく、相手の言葉をどう聞くかという点になってくるように思うのです。

新入社員の場合は、まずは、指摘されたことを改善していくことが、「打たれ弱い」ところからの、少しずつの脱却ではないでしょうか。
どうしても気になるようであれば、「気にしない」「気にしない」と自分に言い聞かせるのが、案外おススメです。
ある時、突然に、打たれ弱い自分から、打たれ強くなっている自分に気づける時があるでしょう。

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