接客の壺 効く(聞く)接客

『実演販売風』 ~社外接客~

こんにちは!
今日は、「実演販売風」についてです。

先日、たまたまスーパーに行くと、ネクタイ姿の二人が
「少しお時間よろしいですか」
と言いながら、販売をしている姿を見かけました。

お客様が少ないということもありますが、誰も素通りです。

「少しお時間よろしいですか」
「良かったら見ていってください」
「〇〇の商品より、グレードアップしました」

などと、時々声を出しながら売ろうとしているようです。
コロナ禍、大きな声は出せないと思っているのかもしれませんが声は聞こえる程度、商品も視線に入らず、何の販売をしようとしているのかわかりません。

まず「お時間よろしいですか」
と言われて、「いいですよ」というお客様がどのぐらいいるのでしょう。
「良かったら見ていってください」
と言われても、良いかどうか判断しようにも、商品が視線に入ってきません。
「〇〇の商品よりグレードアップしました」
と言われても、何がグレードアップしたのかわかりません。


このネクタイ姿の二人は、何をしようとしているのでしょう。
売りたい? 商品を知ってもらいたい? それとも時間つぶし?

それなら、人がいない状態で、商品を並べ、何が良いのかを伝えるポップが付いているほうが、傍に寄りやすいのではないでしょうか。

これこそ人件費の無駄と思ってしまいました。


40代ぐらいに見えましたが、この人が入社して間がない人たちであれば、販売方法を教える必要があるでしょう。
ただ売ってこいと言われても、どうしたらよいのかわからなければ、売る気にもならないではないでしょうか。
この人たちが、役職を持っている人で、たまたま部下と一緒に販売をしているとしたら、部下へのお手本にもならずです。

「売る」ということはどういうことか。

新人であろうと、上司であろうと、商品を紹介したい、という気持ちが弱ければ、売れる商品も売れないだろうなどと思った場面です。

*関連書籍 『2030年 嫌われて好かれる新時代の接客術
      ―接客=「お客様と接する」だけではない ~五感とチームワークが心を動かす~ 

関連記事一覧