接客の壺 効く(聞く)接客

『優先順位』 ~社内・社外接客~

こんにちは。筒木です。

 仕事の順番を変えるだけで、なぜか作業量が大幅に違ってくると感じたことはありませんか。

 例えば、5人でカップ麺食べるときのことです。
 準備をする担当は1人とします。

 A)まずカップ麺の周囲のビニールをとります。
 そして、蓋を開け調味料を入れます。
 そのあとに、お湯を沸かしにいきます。

 B)まずお湯を沸かしにいきます。
 そして、カップ麺の周囲のビニールをとります。
 そのあとに、調味料を入れます。

 さあ、どちらの順番が効率が良いでしょう。
 たかだかのことのようですが、数分の違いが生じてきます。
 数分の違いでも、1日にこのような作業が10個あれば、数十分もの違いが生じてきます。

 先日、ある人が、
 「仕事がうまくはかどる1日と進まない1日がある。なぜなんだろう」
 と言っていました。

 仕事の内容を聞いてみると、いつでもできる簡単な仕事を午前中に行い、午後から考える仕事をしているということでした。

 そこで、ひょっとして、この逆をする日が、仕事が早く進んでいませんかと聞くと、しばらく考えて、何かを発見したような表情でこういいました。
 「そうか。考える仕事を午前中に持ってきたら、まだ疲れていないからスムーズなんだ」

 正解があるわけではないですが、少なくとも自分にとって作業効率が高まったり、より良い仕事にするための優先順位があったりするものです。

 時には、順番を変えてみることで、作業量・仕事量が変化するということに、気づきがあるかもしれません。

 

関連記事一覧