接客を一言で表すと ~社内・社外接客~
こんにちは! 筒木です。
今日は、「接客を一言で表すと」についてです。
先日、ある方から、
「筒木さんってマナーを教えているんだよね」と言われました。
接客研修を行っているというと、よくマナーの先生とか、礼儀作法の先生ですねと言われます。
確かにマナーも仕事の一部ですし礼儀作法も仕事の一部ではありますが、それが全てではないのです。
では私の仕事、接客とは?
恥ずかしながら、今までわかりやすく伝えてこなかったなと再度、思い出させてもらったのです。
そこで、今回は、接客とは何かを、一言で言ってみたいと思います。
接客とは何か。
それは、お客様が「再来したくなるコトをすること」です。
ですので、クライアント先の働く人と一緒になって、顧客が再来したくなるコトを考え、実行にうつしていくのが私の仕事と言えるでしょう。
30年以上、接客という仕事に携わってきました。
仕事をスタートした時は、立ち居振る舞いやマナー的なことが確かにメインの仕事でした。
ですが、現実は、お店には多くのお客様がいらっしゃり、十人十色ではなく、一人十色の状況です。
お辞儀をしたからお客様に喜んでいただけるかと言うと、そうではない。
お辞儀をしたり笑顔で対応したりすることが接客の目的ではなく、もう一度来たいと思っていただけるようにすることこそが目的だと思うようになったのです。
つまり、マナーや立ち居振る舞いだけではなく、他の要素もなければ再来につがなりません。
例えば、商品自体のこともあります。買いたい商品でなければ再来にはつながりません。
商品を買いたいと思っていただくためには、商品のメリット・デメリットを販売者がしっかりと理解しておく必要があります。
また多くの商品の中から、いかに視線を止めていただくかという点も接客の一部に入っていきます。
接客とは、一見関係がなさそうですが、清掃の行き届いていない店も、再来したくはないでしょう。
例え笑顔で感じの良い対応がされていても、トイレがひどく汚れていれば、お客様は、その接客も嘘っぽく感じるのではないでしょうか。
接客とは、一言で表すとしたら、
お客様が「再来したくなるコトをすること」と考えます。