接客の壺 接客徒然

自分の能力に自信が持てない時  ~社内接客~

先日、スタッフ数十名のまとめ役になったリーダーと話をしました。

自分の能力に自信が持てない。
自分よりも優れているスタッフに近づきたいと思えば思うほど、自分の力不足を感じると。

他のスタッフが、
「近くに見本となる人がいるのは、うらやましい。その人に近づくように努力していけばいい」
「私も、リーダーになった時は自信がなかった。でも、負けたくないと、意地でやってきた」
と助言をしていました。

人には、いろいろなタイプがあります。

「〇〇さんには負けたくない。負けない」
という気持ちをバネにして伸びる人。

逆に、
「〇〇さんには負けたくない。負けない」
と考えるだけで、プレッシャーを感じてしまう人。
相手の良い点が、自分と比べ、相当レベル差があると感じた場合、意気消沈。
目標も持てなくなってしまう。

そういう人は、自分の良いところ探しから始める方法があります。

人と比べない、自分を知るということ。

「私の良いところは、仕事はゆっくりだけど丁寧」
「人からは、まあまあ好かれる」
「基本的な対応は、まあ出来る」
などと。

例えば、
「私の良いところは、仕事はゆっくりだけど丁寧」という自分を発見した場合、
いかに早くするかを考え、チャレンジします。
そうすると、仕事がゆっくりという面が少しずつ改善されます。

この時、人と比べると、自分は作業が遅い、という点がクローズアップされ、
いつまで経っても、進歩がないように思えてしまいます。

人に勝つとか勝たないとか、相手より優れているとかいないとかではなく、
チャレンジ前の状態との比較をします。

人とは比べない。自分の発見。

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