【コミュニケーション】笑顔の五段階
よく桜の花に例えて、笑顔の五段階と言われているものがあります。
第一段階は、歯は見せませんが、口角を少し上に上げる。
第二段階は、やはり歯を見せませんが口角をもっと上に上げる。
第三段階は、上の歯を見せますが、自然な笑顔。
第四段階は、頬骨をもっと上に上げて楽しく笑っている時の笑顔。
第五段階は、それこそお腹を抱えて笑うほどの大笑い。
という感じでしょうか。
なぜ、笑顔にこの五段階が必要なのでしょう。
もちろん、マニュアル的に五段階が必要なのではなく、笑顔と言っても、いろいろあるという点がポイントなのです。
1つのパターンの笑顔しかできなければ、その笑顔は顔に貼りついた面のようです。
笑顔であっても、恐い感じがしませんか?
相手が、自分の話を聞く時の表情を思い浮かべてみてください。
真剣に聞いてくれていると思う時は、真顔やこの五段階の表情がころころと表面化している時ではないでしょうか。
表情が変わると、この部分は真剣に聞いている、この部分は、楽しく聞いているなどと、話し手は、表情から相手の気持ちを読み取っていきます。
笑顔の五段階は、笑顔だけに留まらず、大きく捉えると、コミュニケーションの活性化にもつながっていくとも言えるでしょう。
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