接客の壺 効く(聞く)接客

お客様のために ~社内接客~ 


こんにちは。
今日は、「お客様のために」についてのお話です。
以前、「お客様のために○○をしよう」と言った時、
「それって、本当にお客様のため? いろいろなお客様がいるので、
逆に押しつけに感じるお客様もいるのでは?」
と言われたことがあります。
もの凄い衝撃を受けました。
「お客様のためにする」
「お客様のためにしたのに」
「お客様のためにしてあげたのに」
このように「ために」という言葉に、引っ掛かり要素があるように思えるのです。
この「ために」という言葉は、相手にとっては押し付けられた感じ、
言った側にとっては、相手よりも優位に立っている感もあるのではないでしょうか。
この出来事をきっかけに、今は、お客様のためにという言葉を使用せず、
「お客様の視点に立つ」「お客様の立場に立つ」
などと言うようにしています。
言葉の使い方で、相手に与える印象がずいぶん変わるということに
気づかされた一件でした。

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