経営者・教育担当者編   

価値実現

今日は、「修身教授録」 森信三 著  致知出版社より
一部を紹介したいと思います。

▽以下、抜粋 ………

仮にここに守口大根がつくられているとして、もしそれを粕漬として売り出せば、
他にはない名古屋名物となりますが、それをそうしないで煮て食べたとしたら、
それは普通の大根ほどの値打もないことになってしまいます。

このようにすべての物事は、そのものの意味を認めることの深さに応じて、
その価値は実現せられるのであります。

……… ここまで………

人も「もの」も、活用の仕方で、その価値が大きく変わってきます。

それを間違った活用の仕方をしてしまうと、その人の価値が、その「もの」の価値が、
全く活用できない、いえゼロどころかマイナスになってしまうことにもなりかねません。


責任者の役割としては、いかにその価値を実現していくか、ということでしょう。


人という問題から離れて考えると、どんなに価値のあるものを買っても、もらっても、
活用の仕方次第で、その価値が増大していくか、逆にただの「もの」になってしまうか、
もっと言えば、捨てるのも大変、ということにもなります。

例えば、知り合いから、魚釣りに行ってきたと、鮮度の良い大きな鯛をもらったとしましょう。

ですが、魚のさばき方がわからない、料理の仕方がわからない、ではどうしようもありません。
その前に、大きすぎて冷蔵庫にも入らない。

となると、大きな鯛は、どうしようもない、うっとうしい存在に変わっていきます。

「もう、持ってきてくれなくても良かったのに」
と、せっかく持ってきてくれた友人の悪口にもなりかねません。


「価値を高めていく」、経営者にとって重要な課題と感じます。


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