接客者について

熟練接客者と新人接客者の善し悪し(1)

「新人接客者と熟練接客者の善し悪し」について書いてみたいと思います。

第1回目は、お客様が「新人接客者に好感を持つ時」についてです。

最近、ある飲食店の新店舗研修を行ないました。
メンバー全員が、お客様に喜んでいただける接客をしようと前向きに取り組んでいましたが、
飲食店で働いたことのない人は、接客用語もままなりません。
ですが研修時は、
「このところができないので、もう一度やらせてください」
と前向きでした。

オープン後にその店に行って見ると、笑顔で、とにかく一生懸命という言葉が似合う対応を
全員が行っていました。
お客様に、
「料理が遅いけど、まだできないの」
と言われたら、
「申し訳ございません。すぐ確認してきます」
と言葉遣いにも行動にも、心から申し訳ないと思っている気持ちがお客様に伝わっていました。

新人接客者の良い点は、自分がまだお客様を喜ばせることができない接客レベルにある
という点を自覚していることです。
そのため、今できることをお客様にして差し上げたいと思っていることです。

  ちなみに、そういう気持ちの無い人は接客業には向きません。
  また同じ新人でも、過去に経験している人は、この新鮮な気持ちに乏しい人もいます。

お客様にしてみたら、新人に何か質問しても、すぐ対応してもらえないというマイナス点があります。
ですが、そのマイナスを上回る「一生懸命さ」に好感を持たれるのはないでしょうか。

では熟練者は。
もちろん、感じの良い接客者はいますが、新人よりも評価の低い人もいるのです。

仕事のできる人の方が、なぜお客様の評価が低い時があるのでしょうか。
それは、新人とは全く逆の問題点を抱えているように思えます。

次回は、「熟練接客者に嫌な印象を持つ時」をメインに考えてみます。


Topページに戻る