接客・応対

「いらっしゃいませ」は逃げ言葉

先日、知り合いから聞いた話です。

お客さまが来られたとき、
「いらっしゃいませ」
というのは逃げ言葉である、ということを、ある人から聞いてきたとのことでした。

確かに気持ちを込めず、ただ
「いらっしゃいませ」
と言っている場面はありませんか。

お客さまの方も見ずに、背中で
「いらっしゃいませ」と、
声だけ発しているときはありませんか。

そう考えると、適当に言うには便利な言葉と言えるかもしれません。

私自身は、逃げ言葉とは思っていません。
お客さまは、この言葉を聞き慣れているため、
「いらっしゃいませ」
と聞くと、歓迎の意味として受け取ってもらえる場合が多いからです。

ですが、言い馴れに注意ということは確かにあります。
心もなく、ただ言う。
それでは、お客さまの心に響かない。

お客さまによっては、
「あ、こんにちは」
「先日は、ありがとうございました」
「今日は、一日、お疲れ様でした」
「お帰りなさい」
という言葉のほうが、「いらっしゃいませ」よりも、グッとマッチする場合がありますし、
実際、そういう声がけをしている時もあるでしょう。

お客さまにため口はだめだとは言いますが、
「疲れた顔してますね〜。お仕事たいへんだったんですね」
などのほうが、心を癒すときがあります。


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