社内接客 総合編

ここだけの話

突然ですが、人間関係は難しいと感じている方は多いのではないかと思います。
まず、「ここだけの話だけど」なんてことはありえないということについて、書いてみたいと思います。

人は、つい「ここだけの話だけど」と言っています。
この話は、ここだけに留まらず、必ずと言ってよいほど他の人に伝わっていくだろうことが
想像できても、つい言ってしまいます。
なぜ、わかっていても、言ってしまうのでしょう。

それは、伝わっていく確率が低いからではないでしょうか。
いえ、伝わっていることに気づく機会が少ないからと言えるかもしれません。
そのため、人に話したくなってしまうのです。
話の内容も、良いことよりも、悪いことのほうが多いでしょう。

お客さまが、店に行って嫌な思いをした時と、良い思いをした時とでは
どちらを誰かに言いたくなるかと言うと、嫌な思いをしたことではないでしょうか。

この心理です。

特に噂に乗りやすい、伝わるスピードが速いのは、男女関係の話だそうです。
「え〜。うっそ〜」
と言いながらも、誰かに
「ね、ね、聞いた〜」
と言いたくなってしまう。

また聞いた話なのに、そこに想像という余分な背びれ、尾ひれがついていき、
小さなことが大きなこととなって伝わっていきます。

親切な人がいて
「今、あなた、こんな噂されているよ」
と言ってもらえる時があるでしょう。
この時も、一瞬でもひるむ態度を見せると、
『やはり、本当なんだ』
と、またこのことが噂に乗っていきます。

こういうことを利用して、噂をつくる人もいます。
良い噂なら良いのですが、逆であると、噂されている人は、どんどん追い込まれていきます。

否定しても、
「火のないところに煙は立たぬ」と。

ではどうするか。

人に話すときは、伝わるという覚悟をもち、本当に伝わった時、仕方がないと思い、
全く火がないのに噂された場合は、黙っている。
ひるむこともしない。

人間関係は、良い時には良い方向に回っていきますが、どこかで逆になった時、
否定すればするほど、逆の方向へ行く気がします。

腹が立っても、自分もどこかでその仲間に入っているように思います。


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