言葉遣い

友達言葉が主流に?

先日、あるコンタクトレンズを売っているところに行って、感じた点を書いてみたいと思います。

***** ***** *****
店員「お客様、カードをお持ちですか」
客 「持っていないです」
店員「では、お作りしておきますね〜」
客 「はい、お願い致します」

店員「ここにお名前を書いてくださいね〜」
客 「こちらですか」
店員「そうですね〜」
客 「このような書き方でよろしいでしょうか」
店員「そうですね〜」

店員「目が痛いと言われていましたが、問題なかったですよ。
   乾燥しがちなので、そういう時は、コンタクトレンズを1度外して、
   洗って入れ直してくださいね〜」
客 「わかりました」
店員「その他、気になる点はなかったですか〜」
***** ***** *****

気付いたこと。
それは、お客様を若干子ども扱いしているような言い方だと言うことです。

良い面で言えば、話しやすいということになるでしょう。
ですが、逆の面からしたら、
「子供じゃないので、子供に話すような言い方はしなくてもいいよ」
という気になります。

「〇〇ですね〜」「そうですね〜」「良かったですね〜」などと、
語尾に、あまりに「ね」が多くつくと、耳につき始めます。

例えば、上記の事例から、「ね」を取ってみましょう。
***** ***** *****
「お客様、カードをお持ちですか」
「持っていないです」
「では、お作りしておきます」
「はい、お願い致します」

「ここにお名前をお書きください」
「こちらですか」
「そうです」
「このような書き方でよろしいでしょうか」
「そうです」

「目が痛いと言われていましたが、問題なかったです。
 乾燥しがちなので、そういう時は、コンタクトレンズを1度外して、
 洗って入れ直してください」
「わかりました」
「その他、気になる点はなかったですか」
***** ***** *****

「ね」を外しただけでも、雰囲気がかわってくるのではないでしょうか。

ちょっと言葉を敬語にして、再度書いてみます。
***** ***** *****
「お客様、カードをお持ちでいらっしゃいますか」
「持っていないです」
「かしこまりました。お作りしてよろしいでしょうか」
「はい、お願い致します」

「こちらにお名前をお願い致します」
「こちらですか」
「はい。恐れ入ります。こちらの枠の中にお願い致します」
「このような書き方でよろしいでしょうか」
「ありがとうございます」

「目が痛いとおっしゃっていましたが、特に問題はございません。ご安心ください。
 この時期、乾燥しがちです。違和感がある時は、コンタクトレンズを1度外して、
 洗って入れ直していただくと良いかと思います」
「わかりました」
「その他、気になる点はございませんか」
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言葉遣いを少し変えるだけで、従業員の持っている雰囲気も変わってくるのではないでしょうか。

友達と話す時は、「いいよ」「だって」「〇〇だよね〜」など、
気軽に話をしたほうが、会話がスムーズなものです。
ですが、お客様にこの友達言葉が前面に出しすぎてしまうと、
「慣れ慣れしい」
「子ども扱いされた」
「君とは、友達ではない。くだけすぎだよ」
と思われてしまう時があります。

お客様と親しくということは大切ですが、ケースバイケースを考えずに使用すると、
それが癖になり、いろいろな場面での対応が難しくなってしまいます。

相手に応じて、状況に応じた対応を常に考えることが、
下手な癖をつけずにすむような気がしました。


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