言葉遣い

『一般的』『普通』の意味

今日は、「一般的」「普通」という言葉を取りあげてみます。

例えば、
「普通、ああいう場合は、こういう方法をとるよね」
「一般的には、こうだと思います」
「普通は、どれが正解?」
というような言い方をしていませんか。
または、そういう言葉を聞く時はありませんか。

昨日、日本人や中国人の仲間と会話をしている時、「一般的」「普通」という言葉を
よく使うという話になりました。

その原因として、
「癖になっている」
「基準があると、行動しやすい、会話しやすい」
「自分の意見とするよりも、世間一般の意見とすると無難」
「一般論として持ち出したほうが、自分の意見を正当化しやすい」
こんな考え方が出てきました。

さあ、あなたはいかがですか。

では逆を考えてみましょう。
相手から、あなたの行動について
「ああいう場合は、普通は、こういう行動をとるよね」
と言われたら、どんな気持ちになりますか。

また接客について、
「お客さまが入店された時、どんな声がけをするのが普通?」
と、他の接客者から聞かれた時、どのように応えたら良いでしょう。

普通と言えば、「いらっしゃいませ」なのかもしれませんが、状況に応じて
「おはようございます」であったり「こんにちは」「お帰りなさい」「お疲れさまでした」
「お久しぶりです」など、いろいろあります。

返答に詰まってしまうことはありませんか。

「一般的」「普通」を意識しすぎてしまうと、その範疇でものごとを考えてしまい、
対応の幅を狭めてしまう時があります。

ではお客様がこの「一般的」「普通」という言葉を使われるときを考えてみましょう。
自分の判断だけでは自信がない時などに、
「こういう場合は、一般的にはどうですか?」
などと質問される時があります。
これは、人と違うことをしたくない、または他の人が行っていることよりも
少し違うことをしたいなどという気持ちからのようです。

ちなみに、お客さまがこう質問された時、
「お客様それぞれですので」
などと言うのは避けたい言葉。

さて以上のようにみてくると、「一般的」「普通」という言葉は、状況に応じて、
また使う人によって、相手に与える印象が違ってくるように思います。


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