心遣い・コミュニケーション

○○すれば良かったですね

今日は、体験談をご紹介します。

それは、『○○すれば良かったですね』という言葉です。

ある会社に訪問した時のことです。
大きな荷物を持っていたら、打ち合わせをする担当者の1人が、
「お持ち致します」
と親切に荷物を持ち、応接室に入ったら、
「こちらに置かせていただきます」
と部屋の奥にある台に、置いてくれました。

「あ、ありがとうございます」
と言い、席に座りました。

荷物を持っていただいた時は重かったので助かりましたが、その後、部屋の奥に置かれた時は、
『話の内容によっては、荷物の中に入っている資料が必要になるかもしれない。だが好意で置いていただいたので、必要になった時に考えよう』
と思っていました。

そして打ち合わせに入ったのですが、案の定、先ほどの荷物の中に入っている資料が必要となり、

「あ、すみません。資料を持ってきます」
と、話を中断して台まで取りに行きました。

そうすると、荷物を台に置いてくれた担当者が、その様子を見て
「すみません。傍にお持ちすればよかったですね」
と、声をかけてきたのです。

打ち合わせをしている他のメンバーにも、事情がわかったことでしょう。
その後、その担当者は、荷物を置く台をすぐに傍に設置してくださいました。

親切にと思ってしたことが、相手にとっては親切ではない時があります。
ですがその後のフォローが良いと、親切となります。

今回、担当者は、
「もっとこうすれば良かった」
と考え、それを言動に移しました。この点に好感を持ちました。

親切なことと思って行った後、相手のちょっとした言動から、
自分の行為は、本当に相手にとって良かったのか、それともそうではなかったのかを感じ取る力が必要です。

この力が、顧客視点を育てるように感じました。


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