心遣い・コミュニケーション

心に残るわけ

先日、新幹線で、素敵な車掌さんに出会いました。

切符を点検に来る方です。
なぜ、印象に残ったのでしょう。

「失礼致します」
「切符を拝見致します」
「恐れ入ります」
「ありがとうございます」
「お待たせ致しました」

ほぼ、この5つの言葉をメインに、一車両の中で何度も繰り返しています。
普段であれば、何も心に残らないのですが、この方の言葉は残るのです。

何故なんでしょう。

それは、切符を点検という作業の中で、ただ言っているということではなく、
大切なお客さまに声を掛けている、そんな響きが、一つ一つの言葉の中にあったからです。

まさに一期一会なのです。
もう一つ、この車掌さんから感じたことは、予想力があるということ。

切符を出して待っているお客さまには、
「お待たせ致しました」

まだ出していないお客さまには、
「恐れ入りますが、切符を〜」

などと、その場の状況を先手で読み取って対応していくのです。
動きに無駄がない。

決して派手で目立つ仕事ではありませんが、切符の確認をするという作業の中で、
いかにより良いパフォーマンスをするか。
そういうことを考えながら行っているのだろう、と感じさせる方でした。


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