心遣い・コミュニケーション

ちょっとした一言

キヨスクでの出来事。

ジュースを買おうとしたのですが、両手に荷物を持っていて、販売員の方に手渡すには腕が伸びません。
今思えば、床にバックを置いて渡せば良かったのですが、そういう発想が浮かばず、
「すみません」と販売員の方には手が届かない状態でお金を渡しました。

そうすると、その方は、
「とんでもないです」
とひと言、言葉を返されたのです。

今までこういう場面の時、何も言わずに、
「〇〇円のおつりです」とお金を取ってお釣りを返してくれる場面は多々あったのですが。

たったこんなことが心に残ったの? 
と言われそうですが、たったこんなことが心に残ったのです。

「すみません」と、
荷物を持ったまま、腕が伸びないまま、お金を差し出した時、
その販売員は、こちらの状況を察して、
「すみません」という言葉に対して、きちんと返してもらえたのです。

「おはようございます」「おはようございます」
「〇〇ありがとうございました」「こちらこそありがとうございます」
「あ、失礼いたしました」「いえ、こちらこそ、ボーっとしておりまして」

このようなやり取りって、とても大切なのに、
誰かに何かを言われても、言葉を返していない時が多々あります。

(手を伸ばすことができず、販売員の方にご迷惑をお掛け致します)
「すみません」という気持ちを受けて、
「とんでもないです」と言われると、こちらの気持ちを理解してもらえたと思うのです。

たった数秒のやり取りですが、心って伝わるものだと感じました。


もうひとつ、駅にある「トイレ」を活用した時のことです。

そのトイレは、清掃中。
ですが、最近は、清掃中であっても、トイレを利用することができます。
この点は、お客様の立場に立っての対応がなされていて良いと思います。
この清掃中のトイレの話です。

入口に「右側は、清掃中のため、左側をご利用ください」などという、
文章が書かれたものが貼ってありました。

あるトイレ利用のお客様が、右側の清掃が終わっただろうトイレについて、
「こちらは、利用してもよろしいですか」
と清掃をしている女性に聞くと、
「左側を使ってくださいと入口に書いてあります」
との回答。

丁寧に尋ねた方は、
「あ、すみません」
と言ったものの、表情からして、気分を悪くされたようでした。

せめて、「恐れ入りますが(まだ清掃中のため)左側をご利用いただけますか」
などと言えば、気分を悪くされなかったのではないでしょうか。

掃除をすることは大変ですが、
その気持ちを利用者にダイレクトにあらわすのも、問題があるような気がします。

ちょっとしたことではありますが、たまたま数時間の間に起きたできごとだったため、
印象に残りました。


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